もやしもん 3
2006年05月26日 (金)
Amazy |
発売日に購入しました。梅田・阪急32番街の紀伊国屋コミックランドに、大量に平積み。なぜか、通常版より特装版の方が多かったなー。販促のぬいぐるみも飾ってありました。オリゼーかわえー。 しかも、石川さんの直筆サインが3点も!
単行本を買った人は、スピードくじを引けて、当たったらもらえるそうです。店長さんにお断りを入れて、写真を撮ろうと思ったんですが、電池切れ…。せっかくダンナのデジカメ借りたのにー。
自分用に特装版と通常版、つれ用の通常版と三冊買いました(^^;
くじも3回引いたけど、みんなハズレ。 そのかわり、手作りの菌シートをいただきました。
通常版・特装版とも中身はほぼ一緒。ほんとーに若干違うだけ。
でも、その『若干』がクセモノ。菌好きなら2冊手に入れないと、とそそのかしてみる(=w=
読み返して、改めて実感。「この作者、ほんま好き勝手書いてるッス(笑)」
石川雅之のストーリーテリングって独特なものがあるから、適当に書いてるようで、実は緻密に組み上げてるところがポイント。連載時「点」としか認識できなかったものが、「面」で捉えることができます。そうなると「流れ」が見えてきて、それが『もやしもん』独特のゆるさとまったり感をかもしてるのが、改めて分かります。
春祭終了日の夜の出来事が、巡り巡ってUFO研の禍根に結びついたり、シュールストロミングが長谷川さん救出(?)に絡んだり、2巻の菌連合がまだ存在したりと、のほほんと見せてるようで油断できません。
白眉はやっぱり沖縄編。春祭に登場した200年古酒が、こういう形で花開くと誰が予想できただろう(笑)
古き良き物を守ろうとする心と、新しい波を受け入れ、変わることを認める心。
通常の図式なら「前者は老人が、後者は若者が語る」のに、「もやしもん」では常に逆なんですよね。
2巻14話の蛍と樹教授の例もあるけど、これがかえって新鮮です。
優の登場に、「蛍復活ー!」と狂喜したわしってorz
でも、今はすっかり気に入りです。こんなカワイイ彼女が欲しー!(叫)
あと、樹教授の盲目的な信者と思われた長谷川さんも、必ずしもそうではないあたりもポイント。
もっとも、策士策に溺れる感もあり…やっぱり、まだまだ修行が必要なもようw
ぱふインタビューで語られた「話は考えているが、ノープランっぽく見せていきたい」が具現化してるとすれば、この作者は相当なテクニシャンと思われ。これからもがっつり振り回して欲しいものですw
なお、通常版と特装版の違いは、こちらのサイトを参考にされると良いでしょう。すごく分かりやすいです。
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